お茶屋ブログ

こんにちは!
茶農家(生産家)さんたちとお話ししていると、本当に「お茶の栽培」はデリケートで大変な作業なのだと、改めて感じさせられている
牧ノ原ブログ担当のせーじです。

そんな「茶農家(生産家)」さんや、お茶を仕上げる「製茶職人」たちの「想い」を少しでも多くの方にお届けしたいと思います!

さて!
そんなワケで「静岡からこんにちは!~茶園視察レポート3~」午後の部スタートです。

前回の「午前の部」はコチラ↓↓↓
https://www.ryokucha.co.jp/chaenrepo2

3カ所目からですね。
【初倉】(はつくら)・中条像前
 
ここはいわゆる「早場所」のエリアになります。
とはいえ、やはり例年よりは遅れていました。
写真の奥に見えるのが「大井川」です。
日照も風通しもよい「牧之原台地」に上がっていく途中って感じの場所ですね~。
「爽やかでやわらかい味のお茶」って印象ですね。
 

4カ所目。
【湯日・下湯日】(ゆい・しもゆい)
 
ここでは「茶農協」の方々とお話しもさせていただきました。
ここも写真を見ていただくと解るように、360度「茶園」な眺めのいい場所です。
機会があったらぜひ見に行っていただきたいエリアです!
(^-^)b
ちょうどパラパラと雨がちらついてきて、写真の色味はよくありませんが、新芽の色味は良好です。
茶農協のみなさんも「1週間くらいの遅れだけど、今後の天気と『地温』で多少早まるかもわからんね」とおっしゃっていました。
 


5カ所目。
【相良・西谷】(さがら・にしたに)
 
「牧之原大茶園」の中、少し南東寄りのエリアで、海が近くなります。
ここもまだまだ新芽は小さいですね。。
ですが、このエリアも順調に成長している印象です。
瑞々しく、しっかりした芽が伸びていますので、期待できそうです!
(^-^)b
 
上の右側の写真、茶園の奥の方にモサモサしたところがあるんですが、なんだか解ります?
これも実は「茶園」なんです。
放置茶園です。
なんらかの理由で、茶農家を廃業したんでしょうね。
このエリアに限ったことではありません。
ここ数年、写真のような「放置茶園」があちこちで目立つようになってきました。
後継者不足や、収益不足など様々な問題が「日本のお茶」の存続を脅かしています。
そんな問題を抱えながらも、必死においしいお茶を栽培してくれている茶農家さんは少なくありません。
茶農家さんや、製茶問屋さんたちがしっかり稼げる「適正価格」で取引きすることの大切さを感じます。

「お茶はタダで飲めるもの」じゃないんです。

さて!
今回は、ここまでです!

次回は、6カ所目から最後の9カ所目まで一気にご紹介します!

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ではまた!
ヽ(^。^)ノ